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これ以上・・・被害が大きくなりませんように・・・

4.16

 

先日14日の地震に続き、16日の地震。これが本震だったとのこと。

私の生まれ故郷「熊本」がこんなに大きな地震でこんなに大変な状況になるなんて・・・信じられません。熊本にいても、ほとんど地震を感じた事なんてなかったのに、急に大きな地震。

ちょうど5年前、浦安で感じた地震と同じくらいの大きな地震。

両親、兄弟、親戚、友達・・・みんなの安否が心配で、とにかく電話とメールで連絡をとった。

実家は、私が生まれた年に建てた家。40年以上経つあの家も、両親も無事でした。弟家族の住むアパートはヒビ割れが酷いらしく、実家に避難してきており、両親の元、みんなでどうにか過ごしていることがわかり一安心。

断水で水は出ないものの、ガスも電気も使えているとのこと。食料はあっても、水がないとお米も炊けず・・・。やはりとても不便な状態。

そんな中、せっかく人知り合いから水をもらっても、父は、町内の給水所に持っていき、水がなくて困っている他の方々に水をあげていると母から聞いた。・・・自分たちの水もないのに。

度重なる地震で散乱した自宅の片付けをそっちのけに、近所の片付けや、知人の家の片付けをしている父。・・・まずは、自分たちの身の安全、休養、健康を第一に考えてもらいたいもの。

 

もともと、家族のことより、周りの人のお世話が好きな父。余震が続く中、気がはっている状態で、人のために動き、人のために過ごしていることが、気持ちのよりどころになっているのだろうか。

みんな気が張り詰めているからどうにかしのいでいるこの状態。早くゆっくり休める日が来ることを

遠くから祈るばかり。

 

何か少しでも手伝いたくて、両親の顔をみたくて帰ろうとしたけど、熊本空港が閉鎖。帰る術もなくなった。水を使わなくてもいい食材を送ろうと荷物をまとめたのに、宅配の受け付けもしてもらえない状態。今の私に何ができるのだろう。

 

大好きな熊本城の立派な武者返しの石垣も崩れてしまった今、これ以上の被害が大きくならないことを祈るばかり。

 

これ以上、被害が大きくなりませんように。

亡くなった学生をはじめ、亡くなった方々のご冥福をお祈りします。